・エコツミ・プロジェクトについて
私たち・エコツミ・プロジェクトは、
アーティスト・エコツミ・が中心となり立ち上げた団体です。
日本神話をアートの形で発信しています。
これまで、コンサートや音楽、MVなどの形で
日本神話にまつわる物語、考え方を表現してきましたが、
このたび、作品の根っこである日本神話そのものを
多言語でお伝えすることにいたしました。
神話や民話など、各国に伝わる物語は、
その国の風土と密接に結びついています。
そうして、それらは国や、民族、地域ごとの
文化の違いへと発展しています。
日本人自身も忘れかけている日本神話を、
宗教的でも政治的でもなく、
古代から伝わり現在に未だ生き続ける物語として伝えること。
それは日本という国や文化、考え方を海外の方に知ってもらううえで、
とても大切なことじゃないかなと私たちは考えています。
同時に、私たち日本人自身が、
自分たちのことをより理解することにもつながると思っています。
絶対神をもたない日本神話は、
この分断されてゆく世界に必要とされている物語かもしれません。
日本神話という長編の物語。
少しずつ更新してゆきますので、どうぞ少しずつお楽しみください。
代表 ・エコツミ・
■寄付のお願い■
翻訳費用に充てさせていただきます。
詳しくはこちらから。
このホームページについて
現在、日本語と英語、フランス語で公開しています。
ほかの言語でも読みたい、翻訳したいという方は
ぜひメールフォームからご連絡ください。
「神」という言葉の訳には様々な見解がありますが、
このホームページでは、はじめて日本神話を読む方や、
小さなお子様でもわかりやすいように
英語では「God/Goddess」フランス語では「Dieu/Déesse」という単語を使っています。
古事記を元にして書いていますが、
実際に古事記の中で語られている台詞は「」で、
それ以外のものは−で書いています。
気になった方は、ぜひ原文も読んでみてください。
また、言葉の解釈については、
「古事記」(校注:倉野憲司、出版:岩波文庫)、
本居宣長「古事記伝」(編集校訂:大野晋・大久保正、出版:筑摩書房)を参考にしています。
こちらも、ご興味がある方は、ぜひ読んでみていただきたいです。
翻訳 チーム: 英語(ストーリーパート)ランサム功
フランス語 Fabio Tatemoto
イラスト: Sawako
今後、一緒にホームページを作りたい!関わってみたい!
という方のご連絡もお待ちしています。
参考サイト 国立国会図書館デジタルコレクションより
古事記 国宝真福寺本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1184132
訂正古訓古事記 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991578
古事記 前川茂右衛門 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533573
代表 ・エコツミ・について
日本神話を歌うアーティスト。
シンガーソングライター/パフォーマー/小説家。
歌と舞を用い、日本神話に独自の解釈を加えた
和風歌劇「新訳古事記シリーズ」を展開。
ヨーロッパをはじめとした世界各国で活躍している。
アーティストとしても活動を展開しており、2018年にコラボレーション作品でKDCC受賞。自身のパフォーマンス映像がベルリン「WomenCinemakers Biennial2018」に選出。2021年には地域芸術祭MMMでも大賞を受賞した。現在、日本神話を世界に発信する特異なアーティストとして活動中。東京出身、早稲田大学卒。神社検定1級。
リトアニア公演「新訳古事記 イザナミの段」
神田明神 奉納公演 「大国主」